肝機能障害

脂肪肝とは

食べすぎによるカロリー過多で肝細胞全体の30%以上に脂肪がたまると肝脂肪になります。

お酒を飲みすぎた人がなるアルコール性の脂肪肝と、飲酒習慣のない人がなる非アルコール性の脂肪肝があります。

 

肝臓は沈黙の臓器!気づいた時にはかなり進んでいる!

肝臓は体内でもっとも大きい臓器であり、代謝や解毒、胆汁の合成などを担います。

無症状で進行し、炎症を起こして食欲不振や黄疸、全身倦怠感、持続する発熱症状などが現れます。

その後、肝炎・肝硬変・肝臓がんなどへ徐々に進行することが考えられます。

●肝機能の基準値

肝機能改善の5つのポイント

①アルコールは適量に、休肝日を設ける

γGTを上昇させる原因は飲酒であることがほとんど。

適量飲酒、休肝日をしっかり意識することがポイント。

②主食や甘いもの、揚げ物を減らす

食生活の乱れは脂肪肝を引き起こす原因に。

飲酒時のつまみも高カロリーなものを控え、大豆や野菜を選ぼう。

③食物繊維をたっぷりとる

ビタミンや食物繊維の豊富な野菜・豆類を豊富にすることは、肝臓の機能を維持するために大切!

④夕食量を減らす。遅い時間なら分食を

夕方に軽くおにぎりなどをとり、帰宅後はおかずのみにするなど、遅い時間帯の摂取カロリーを減らすことで肝臓への負担を減らせる!

⑤1日30分の有酸素運動を行う

脂肪肝改善のためには、1日30分の有酸素運動が最適。細切れ運動でも効果あり!