糖尿病

糖尿病とは

糖尿病は、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンの働きが不足するために、血糖値の高い状態が続く病気です。

微小な血管の障害である網膜症・腎症・神経障害の三大疾病のほか、より大きな血管の動脈硬化が進行して心臓病や脳卒中のリスクも高まります。

国民の5人に1人が糖尿病?!

糖尿病は自覚症状がほとんどなく、国民の約5人に1人が糖尿病と言われています。

また、特に症状がなくても病気の進行が止まっているわけではなく、何年も血糖値が高いままで放置していると、さまざまな合併症を起こす可能性が高くなります。

合併症は進行すると、下肢などの壊死=壊疽(えそ)や失明、人工透析、心筋梗塞などの病気につながると言われています。

●血糖の基準値

血糖値を下げる6つのポイント

①減量

太りすぎや内臓脂肪の蓄積は、インスリンの効きを悪くするため、まずは減量を!

②炭水化物のみの食事をやめる

炭水化物(麺+ご飯、パンだけ)のみの食事よりも、おかずを組み合わせた食事にすることが血糖値の上昇を防ぐポイント!

③野菜は毎食とる

野菜やきのこ、海藻に含まれる食物繊維は、食事からの糖の吸収をおさえ血糖値の急激な上昇を予防。

④間食・甘い飲料は控える

お菓子やジュースに含まれる砂糖は、急激な血糖値上昇の原因に!

さらに夕食後にとると太る原因になるため、昼間にとろう。

⑤食べる順番はベジファーストで

野菜から食べることで、食後の高血糖を防ぐことができ、さらに満腹効果などにも効果あり!

⑥食後の運動

筋肉が血糖中のブドウ糖をエネルギーとして効率よく消費するためには、有酸素運動や筋トレで酸素を体に取り込むことが大切。特に食後の運動がベスト!